「ただ置くだけ」は卒業!なっぷモール活用で実践する「売れる売店」の原理原則
売店のラインナップ、マンネリ化していませんか?
実は、売れているキャンプ場は「商品」ではなく「体験」を売っています。
本記事では、VMD・MDの原理原則をベースに、
なっぷモールの最新ランキングや特集商品をどう組み合わせれば客単価が上がるのか、具体的な活用術を解説します。
1. 業界トレンド:「タイパ」と「体験」の両立がカギ
近年のキャンパーは、設営や調理の手間(コスト)を極力減らし、その分焚き火や団らんに時間を
使いたいという「タイムパフォーマンス(タイパ)」を重視する傾向があります。
これはMDの原理原則である「価値 = 便益 ÷ コスト」 で説明できます。
お客様は、準備の手間(時間・探索コスト )を下げつつ、
キャンプならではの楽しさ(情緒的便益 )を高めたいと考えています。
なっぷモールのランキング上位である
「冷凍 煮込ハンバーグ」は、まさにこの象徴です。
「焼くだけ」という手軽さでコストを下げつつ、
「専門店のような味」という便益を提供しています。
また、「手ぶらで快適!冬キャンプ特集」のようなバナーが注目されるのも、
この「手間を省いて体験を買いたい」というニーズの表れです。
2. 原理原則×なっぷモール商品 実践テクニック
ここからは、なっぷモールの具体的な商品を使って、
人間の行動心理に基づいた「売れる売り場」の作り方を解説します。
① 「最小労力の法則」を攻略するセット陳列
人は無意識に「楽な選択」をしようとします(最小労力の法則 )。
「何かおつまみが欲しいけど、考えるのが面倒」
というお客様に対し、単品をバラバラに置くのはNGです。
<なっぷモール活用例>
なっぷモールの掲載商品である
「”CAN”Pの達人チーズフォンデュ」と「バゲット」に注目してください。
これらを別々の棚に置くのではなく、隣同士に陳列します。
「これを買えば、温めるだけでオシャレなおつまみが完成する」
という解決策をセットで提示することで、お客様の「探す手間・考える手間」を省き、
発見性(Findability) と納得性(Justifiability) を同時に満たします。
② 「視覚優位の原則」で足を止めさせる
人間の情報の80%以上は視覚から入ります 。
特にキャンプ場では、「映える」「楽しそう」
という直感的な魅力(Desirability )が購買を決定づけます。
<なっぷモール活用例>
「ロッキーマウンテン メガマシュマロ」
のような視覚的インパクトの強い商品は、棚の奥に隠してはいけません。
「焚き火満喫セット特集」にあるような薪やスウェーデントーチの近くに、
この巨大マシュマロを配置しましょう。
「焚き火で焼いているシーン」を連想させる(クロスマーチャンダイジング)ことで、
単なるお菓子が「夜のイベントグッズ」へと価値を変えます。
③ 「損失回避の法則」で安心を売る
人は「得すること」よりも「損すること(失敗すること)」を避けようとします(損失回避の法則 )。
「夜にお腹が空いたらどうしよう」
「寒くて眠れなかったらどうしよう」
という不安は強力な購買動機になります。
<なっぷモール活用例>
なっぷモールの掲載商品の「日清 カップヌードル」や、
特集にも掲載した過去がある「朝晩の冷え込み対策」グッズ、
そして長期保存でロス回避にもなる「缶詰」カテゴリがこれに該当します。
これらは「お楽しみ」としてではなく、「お守り」として提案するのがコツです。
「夜中の小腹対策に」
「冷え込み時のプラスワンに」
というPOPを添えてレジ横や目立つ場所に置くことで、
お客様の「もしもの時の不安」を解消し、ついで買い(緊急性プレミアム )を誘発できます。
3. ノウハウ知恵袋:数字の背後にある「なぜ?」を考える
最後に、日々の運営で意識すべきポイントをお伝えします。
売上データは「結果」でしかない
ランキングを見て「ハンバーグが売れているからハンバーグを置こう」だけでは不十分です。
「なぜ売れているのか?(=手軽に豪華な食事をしたいから)」という本質(Why) を考えましょう。
そうすれば、次はハンバーグだけでなく、
「冷凍ピザ」や「高級レトルトカレー」も売れるかもしれない、という仮説が立てられます。
POPは「機能」ではなく「体験」を書く
コーヒーブリュワー(なっぷモール掲載商品)のPOPに「◯◯式抽出」と書くより、
「朝の澄んだ空気の中で飲む一杯は格別です」と書く方が、お客様の情緒的便益に響きます。
まとめ
売れる売店作りとは、特別な才能ではなく、
「お客様は楽をしたい」
「失敗したくない」
「楽しみたい」
という原理原則に、適切な商品を当てはめるパズルです。
なっぷモールの特集やランキングは、今のキャンパーが求めている「答え」の宝庫です。
ぜひこの情報を活用し、お客様の行動を先回りした売り場を作ってみてください。
まずは「なっぷモール」の最新ランキングをチェックして、
自社の売店に足りない「体験」を探してみましょう!
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