店頭POPを活用して物販売上目指せ1.5倍!!

いつもなっぷモールをご利用頂きましてありがとうございます。
前回の記事では「物販コーナーの売上げを上げるコツ」について書かせて頂きましたが、今回はその中でも店頭POPについてより詳しく解説していきます。
物販コーナーの販売促進にご活用いただけますと幸いです。
目次
◾️そもそも店頭POPとは…?

店頭POPとは、販促用語におけるPOP(ポップ/ピーオーピー)とは、「Point Of Purchase(ポイント・オブ・パーチェス)」の頭文字を取った略語です。 日本語に訳すと「購買する場所」となり、購買する場所(売り場)に設置されている広告や展示物のことを指します。
スーパーマーケットはもちろん、人気雑貨店や、アパレル店舗などでも多く見られるのではないでしょうか。
商品の価格はもちろん、〇〇%OFFなどのディスカウント表記、各商品の特徴やその商品の使い方提案まで書いてくれているPOPも見かけます。
いかに顧客にわかり易く、伝えたい事をスマートに伝えられるかが購買に繋がる良いPOPを作る上で重要なポイントの一つです。
それではそのポイントを一つずつ見ていきましょう。
1. POPの目的と重要性

店頭POPは、消費者の注意を引き、商品の魅力を伝えるための強力なツールです。
商品の価格以外にも、商品の紹介、セールやキャンペーンの告知、使い方の提案など、様々な目的で使用されます。
POPは、消費者が商品について知る最初の接点となることが多く、魅力的なメッセージとビジュアルで彼らの興味を引き、購買意欲を高めることができます。
また、店舗のブランドイメージを強化し顧客体験を向上させる役割も担っています。
人気雑貨店などでよく見かけるPOPでは「こんな使い方ができる」などの使い方提案をされている事もあり、消費者は購入後の自分を想像でき、良いPOPは購入の動機となります。
日常のショッピングなどでもPOPを目にする機会は多いかと思いますので、これから注意して見て頂くと参考になるものが沢山見つけられるかもしれません。
検索エンジンなどで良いPOPの画像を見つけて参考にしてみるのも良いでしょう。
最初は誰でも不慣れです。
まずはやってみる事が大事なので是非チャレンジしてみてくださいね!
2. ターゲット顧客の理解

ターゲット顧客を理解することは、効果的なPOPを作成する上で不可欠です。
顧客の年齢層、性別、興味・関心、購買行動などのデータを分析し、それに基づいてメッセージやデザインを考える必要があります。
例えば、若年層をターゲットにする場合は、明るく活動的な色使いやトレンドを取り入れたデザインが効果的ですし、高年齢層をターゲットにする場合は、落ち着いた色使いで、いかに分かりやすく伝えられるかが重要になってきます。
また、顧客のライフスタイルや価値観に合わせたメッセージを考えることで、より深い共感を呼び、購買につながりやすくなります。
顧客の立場になって、どんなメッセージを伝えるべきかの仮説と検証を交えて色々と試していくと効果が表れてくる事でしょう。
色んな書き方にチャレンジしてみて効果の良いものを取り入れていきましょう!
3. デザインの工夫

POPのデザインは、商品を際立たせ、顧客の注意を引くために重要です。
色彩心理学を利用して、顧客の感情に訴えかける色を選ぶことや、読みやすいフォントを使用することが重要です。
また、商品の特徴を端的に伝えるシンプルなメッセージと、目を引くビジュアルを組み合わせることで、効果的なコミュニケーションを実現します。
手書きで作成するPOPも愛情がこもっていて消費者の心を掴むきっかけとなり得るので非常におすすめです。
デザインは、ターゲット顧客の視点に立って、彼らが求める情報を直感的に理解できるようにすることが大切です。
カラーペンや色鉛筆などを使って様々な色彩で彩ったり、分かりやすい文字で工夫しながらまずは作ってみましょう。
手書きが苦手な方は、絵や文字描きが得意なお友達やお子様、お孫さんなどに依頼している、なんてお声もよく伺いますよ!
4. 配置と展示方法の最適化

POPの配置は、その効果を最大限に発揮するために非常に重要です。
商品の近く、特に目線の高さに配置することで、顧客の注意を引きやすくなります。
また、店舗の入口やレジ周辺など、顧客の流れを考慮した場所にPOPを設置することで、より多くの顧客の目に触れる機会を増やすことができます。
展示方法についても、商品との関連性を考慮し、顧客が自然と商品に手を伸ばしたくなるような工夫を凝らすことが重要です。
こちらについては「物販コーナーの売上げを上げるコツ」でも解説しておりますので是非そちらの記事もご覧くださいね!
5. 効果測定と改善

POPの効果を測定することは、マーケティング活動の成果を評価し、今後の改善につなげるために不可欠です。
売上データ、顧客のフィードバック、店舗スタッフの観察など、様々な方法で情報を収集し、どのPOPが効果的だったかを分析しましょう。
また、A/Bテストを行うことで、異なるデザインやメッセージの効果を比較し、より効果的なPOPを見つけ出すことができます。
「せっかく作ったけどなかなか効果が出ない…」
なんて事も最初はあるかもしれません。
色々な書き方や設置を検証してみて繰り返し実践していくと必ず効果は出てくるものです。
継続的な評価と改善により、POPの効果を最大化していきましょう。

いかがでしたでしょうか?
少々小難しいことも書いておりますが、何よりもまずは始めてみる事が大切です。
文字描きや絵が得意な方は手書きPOPがおすすめですし、
手書きに自身の無い方はお友達やご親族の方など周りの方にご協力を仰いだり、
ご自身の使いやすいツールを使ってまずは見様見真似でも始めてみるのもよろしいかと思います。
是非この機会にPOP作成にチャレンジして物販コーナーを盛り上げてくださいね☆