物販コーナーの売上を上げるコツ

キャンプ場運営者様にとって、大切な収益源の一つである「物販コーナー」

第二次キャンプブームの到来で「薪」の需要が一気に増え、

供給が追いつかない時期があったことも記憶に新しいと思います。


その薪の販売も所謂 “物販” なわけですが、その様な必需品以外もニーズに合った商品を数多く取り揃えておく事で、物販コーナーがキャンプ場全体の売上に大きく貢献できるのではないかと考えております。


当然ながら、様々な規模のキャンプ場があり、様々な運営スタイルがある訳ですが、

今回は、“物販コーナーそのもの”

の、売上をアップさせるために“やっておくべき事”をまとめています。

ぜひ参考にして頂けますと幸いです。


目次



①商品選定「まず何を揃えればいいの?」

商品選定の基本はまず、ニーズ(需要)を知るという事だと思います。

それは“キャンプそのもののニーズ”ではなく、

“キャンプ場でのニーズ”を理解することが大切です。


例えばですが、キャンプ場に来られる方のほとんどがある程度のキャンプ道具は一式揃っている状態かと思いますので、現地で超高級な大型テントを購入される方は非常に少ないと考えられますよね?

つまり、“キャンプ場でのニーズ”と、

マッチしているか、していないか、の違いで選定商品は変わるという事になります。


では、“キャンプ場でのニーズ”ってどんなモノなのでしょうか?


その多くは、薪や炭などの必需品や、着火剤・ガス缶などの消耗品であったり、忘れ物需要などの、例えばライターやバーナーであったりカトラリー(食器用品)などが一例ですが挙げられると思います。


更に上記のような必需品以外でも、季節の商品ラインナップ(夏なら虫取り網や殺虫剤、冬なら湯たんぽ..etc)も季節ごとに揃えておく事も重要な商品選定の一つです。


物販コーナーを設けたけど、

「何から揃えたらいいのかわからない」

というお声をよく伺います。


そんなご意見から、棚置き提案(※1)なども今後メルマガ等で発信させていただく予定ですので是非お楽しみにしていてください。

(※1)棚置き提案とは…まず最初に物販コーナーに棚を置くなら、こんな商品を取り扱うのがおすすめ、といった棚パッケージのご提案です。


なっぷモールでは“キャンプ場でのニーズ” に合わせた商品ラインナップを随時拡大しながら取り揃えておりますので、キャンプ場様の物販スペースの規模に合わせて商品ラインナップを検討してみてはいかがでしょうか。


様々なカテゴリに分けて商品ラインナップがございますので、

是非以下を参考にしてみてください!


<小規模スペースで物販コーナーを設ける場合の一例>

〜受付エリアなど限られたスペースの物販コーナー想定〜

・必需品(薪や炭)

・ガス缶..etc

・消耗品(バーベキュー網や着火剤、割り箸、お皿..etc)

・季節モノ商品(夏なら花火や殺虫剤、冬なら湯たんぽ..etc)

・食品・飲料関係(お菓子やミールキット..etc)

・日用品・雑貨(洗剤、絆創膏、ゴミ袋..etc)


<中・大規模スペースで物販コーナーを設ける場合の一例>

〜十分な規模の物販コーナー想定〜

上記に加えて、

・キャンプギア・雑貨(カセットコンロ、クッカー、テーブル、チェア..etc)


また、なっぷモールでは“今売れている商品”や“お買い得商品”といった特集を設けていたり、

季節毎のラインナップもしておりますので是非そちらも参考にしてみてください☆

 



②店頭POPの活用・ディスプレイ方法の工夫

商品を仕入れたら、続いては「販促(販売促進)」ですね!

 

販促では、店頭POPなども上手く活用すると、

お客様が手に取ってくれる確率も上がるのでおすすめです。

 

・商品の使い方や特徴

・推しポイント(値段、機能性など)

など、簡潔にその商品をPRする事が大切です。

 

また、POPを作成する事でご担当者様の商品理解にも繋がるのでおすすめです!

お客様からの商品に対するご質問にもスムーズに回答できるようになってくる事でしょう。

(POPの活用法については別記事でもしっかりご紹介しますね☆)

 

また、ディスプレイ方法にも工夫を凝らしましょう。

 

目立つ場所に特価品やセール商品を配置することで客の目を引きますし、レジカウンターや店内の特定エリアに、小型のブースを設置する事で、お客様がレジに向かう際に商品を目にする機会が増え、購買意欲が高まります。

 

コンビニなどを想像してもらえればわかりやすいですが、例えば、お菓子や小物などのアイテムをレジカウンターに配置することで、追加の売上を生み出すことができます。



③来店頻度を高める(ホームページ・SNSなど)

せっかく物販コーナーを充実させたけど、
お客様に来てもらえないと意味がないですよね!

 

今お使いのホームページやSNSで宣伝してみてはいかがでしょうか?


・お客様が一番見られるホームページに情報を掲載する

物販コーナーの商品ラインナップの説明や、物販コーナーの様子(写真)なども掲載してキャンプ場で揃うものを顧客にアピールしましょう。

「このキャンプ場に売ってるなら現地で買おう」

といったニーズが生まれる可能性がありますね!


・ニュースレターやSNSを活用して定期的に情報を提供する

メールマガジンやSNSで最新情報や特典情報を発信し、顧客の興味を引きましょう。

新商品やイベントの告知なども効果的です。

SNSではユーザー自体の投稿にも期待ができますので、

「忘れ物多くて心配だったけど、このキャンプ場で全て揃った!」

といった嬉しいお声が生まれるかもしませんね!


・イベントやワークショップを開催して顧客を店舗に呼び込む

商品の試食会やワークショップを開催して、お客様を店舗に招待しましょう。

直接接触することで、お客様との信頼関係も築く事ができます。

「火の付け方がわからなかったけど、売店で〇〇と〇〇を購入したら火付講座やってくれた!」

といった顧客満足度に繋がるサービスを新たに実施しても良いでしょう!

 





④顧客単価を上げる

「飲み物を買いに来たのに、ついでに〇〇も買っていた」

このような経験をしたことはありませんか?

 

これは販売店舗の工夫によって顧客が購入しているケースがほとんどです。

 

物販コーナーの売上を上げるには、

こういったテクニックも大切なので是非チェックしてみてくださいね!

 

・クロスセリングやアップセリングを促進する

クロスセリングでは、お客様に関連商品を提案することで、単価を上げることができます。

例えば、薪を購入したお客様に着火剤やライターなどをオススメする事です。

これはディスプレイを工夫しても効果的です。

先ほどの例を挙げると、薪の側には着火剤、ライター、手袋、バーベキュー網などの関連商品を設置しておく事で「ついでに買う」需要が生まれます。

また、豊富な商品ラインナップがあれば、

「これは既に持っているけど、こっちの方が良さそうだから買ってみよう」

といったアップセリングにも繋がります。

 

・セットや限定商品を提供する

複数の商品をセットで販売することで、お客様に付加価値を提供します。

仕入れた商品で関連するものは一部オリジナルパッケージを作成し販売してみてはいかがでしょうか。

季節限定の商品や数量限定の特別商品も魅力的です!

 

 

⑤イベントとキャンペーン

特定の季節やイベントに合わせてキャンペーンを実施しましょう。

 

例えば、夏季には虫取り網や花火、ビーチグッズなどをラインナップし、ハロウィンには衣装やカボチャなどのハロウィングッズや、クリスマスには装飾モノや冬用アイテムをラインナップするなど、季節感を活かしたキャンペーンが効果的です!

 

季節モノにはファミリーやカップル需要が増える傾向がありますので、例えば子供向けのラインナップを増やすとか、カップル向けの二人で遊べるアクティビティ系(キャンプ場で遊べるグッズ等)などのラインナップを増やしてもいいと思います!

 

「お父さん、お母さん、これ買って〜!」

といった声が物販コーナーから聞こえてきそうですね!

 

 

⑥データ分析と改善

売上データを定期的に分析し、売れ筋商品や不振商品を把握しましょう。

 

在庫管理や陳列方法の改善、新商品の導入など、

データに基づいた戦略的な改善を行い、売上を最大化しましょう。

 

分析していく中で、

 

「こんな商品を取り扱いたい」

 

といったご要望が出てきましたら、

なっぷモールでは可能な限りお応えしたいと考えておりますのでお気軽にお問い合わせ頂けますと幸いです♪

 

 

最後に

いつもなっぷモールをご利用頂き誠にありがとうございます。

私たちは、“ただモノを売っている”だけではなく、

皆様のソリューション(課題解決)となるサービスを目指しております。

 

「こんな商品あったらいいな」

「うちにはこんな課題がある」...etc

 

本サービスにおけるご意見・ご要望がございましたら、是非お気軽にお問い合わせ頂ければ課題解決に向けて出来る限り尽力させて頂きたく思っております!

引き続き、ご愛用頂きますよう宜しくお願い申し上げます。

 

最後までお読み頂きましてありがとうございました♪
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